老人介護施設で暮らすということ

平成12年4月より介護保険制度が導入されました。介護老人保健施設は地域の介護が必要な高齢者を支援 していく施設です。 介護サービスの提供を心がけているように介護予防を含め教育や活動を通じて在宅ケア支援の拠点となる事 を目指しています。施設の利用者や御家族の皆様が日々快適に日常生活を送れるように支援していき、 利用者の要望や希望に細かく対応できる施設を目指しています。 きめ細かく対応するには利用者の健康状態や目標に向かい、医師の医学的管理を基準に看護や介護とリハビリテーション、 栄養管理の行き届いた食事、入浴の日常サービスなども提供し家族も本人も安心できる施設を運営しております。 在宅復帰施設は認知症や脳卒中そして廃用症候群などの症状による状態増に応じて チームでケアを行い、早期の在宅復帰に努めてます。

老人介護施設には通常2人部屋、3人部屋、4人部屋があります、最近は個室を希望される方が増えていましたので施設でも 個室を増設しているところが多いです。 また入居者の個室希望も多いですがご家族からの希望も増えてきているのが現状です。 入居後の生活がどんなものになるかは個室か相部屋かで決まるところがあります。 個室型の方が自分の趣味に打ち込んだり好きなことができるため日々の生活にバリエーションがでて生き生きと生活するといわれています。 現在では、２人部屋や4人部屋や殆どないと言われており、それに加えて今までの２人部屋や施設なども個室型に変わると 言われています。

老人介護施設は介護認定を受けられた方が対象の施設となっており、65歳以上の寝たきりの方やそれに 近い状態のお年寄り又は認知症の症状のあるお年寄りなどが入居できる施設となっております。 また施設利用者には施設内で不安や不自由を感じることのないよう気を配り家庭的で明るい雰囲気 で生活できるように心がけています。 施設で日々生き生きと生活してもらえるように民謡やカラオケ誕生会などのレクリエーションやお花見や15夜七夕・夏祭りなどの 季節の行事等を行っています。 施設によっては入居者の家族と一緒に楽しむ事の出来る行事（喜寿・白寿などのお祝い）などや毎月の誕生会や、美容室や理容室などを迎 えて入居者を輝かしてくれる施設もおおくあります。 ボランティアでの学生などのお手伝いや近くの保育園の園児の訪問、変わったところで犬やねこなどのペットの訪問を うけいれている施設もあります また、家庭で介護している家族の為にも介護認定者が家族の負担にならないようにデイケアサービスや、介護 者がやむ終えず一時的に面倒を見れなくなった為の一時入居サービスなどもあるそうです。